畑中宏之(はたなかひろゆき)

コラム

その4

小さな事でも市民の声を大事にしたい。

皆さんは市政に、何らかの意見をもっていませんか?ただ残念ながら、なかなか個人の意見は反映されませんよね。行政の業務には限界があり、難しい意見も多いからです。しかし、その意見は将来に大きく実る可能性があるのです。

  ちょっとした一例ですが、私は選挙時期の変更を提案をしています。それは飲食業や商店街の方々から何度か聞いた不満がキッカケでした。忘新年会や年末年始商戦の時期に選挙は迷惑だ、という内容です。なるほど…確かにそう思います。

十和田市では市議選は12月、市長選は1月に行われています。厳冬の時期でもあり、多くの市民にとって負担が大きい選挙です。特に高齢者にとっては、投票に行くだけでも大変でしょう。まして、候補者自身も選挙活動は大変です。投票率も上がりませんし、結局は誰の為にもならないのです。であれば11月に少し前倒せばいい、とシンプルに考えます。

一人の議員に相談したところ「決まってる事だから」との事でした。しかし、もう一人の議員は「皆が賛成すれば可能かも」との事でした。結果、皆が賛成するのであれば、市長の権限で議会を解散するとか、市長が任期前に辞職すればいいのです。たった1~2カ月の前倒しですから、やれない事はないですよね。*市政選挙に限ります。

こういった積み重ねが十和田市の将来を変えていくのだと思います。要は、そういう市民の声を聴き、何とかしようとするかです。「トップが変われば、多くは変わっていく」事例の一つだと思います。
今回は以上となります。

「週刊 畑中が熱く語る」は、毎週月曜日に掲載しています。次回は「行政経験が無いのはプラスに出来ます!」を、お伝えします。
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今後の参考にさせて頂きます。