コラム
その7
前回までにお伝えしている、人口減少による「消滅可能性自治体からの脱却」の方法の一つとしては、魅力ある市政に加えて、十和田市ならではの「災害が少ない土地柄」をアピールする事が効果的だと考えます。
十和田市は本州の北に位置し、程よく内陸部で、広々とした平地が大きな特徴です。その為に全国の中でも温暖化の影響は少なく、津波被害もなく、深刻な土砂災害などもありません。
また、台風被害や日本海側からの豪雨や豪雪も八甲田連邦の山々のおかげで最少に抑えられていますし、干ばつが起きた場合でも十和田湖という水がめを備えています。
そして、何より経済的に大きなアピールポイントとしては地価が安い、という事です。生活インフラをシッカリと備えた市の地価としては「激安」と言ってもいいかもしれません。
これだけの地理的財産を抱えた十和田市は、災害国である日本の中での移住先として注目される理由は十分だと思います。
そしてその日は、そう遠くはないはずです。日本の経済を支える大都市圏で、30年以内に大地震が起こる可能性は70%以上と言われています。その時の受け皿的な移住地の一つが十和田市になる可能性は十分にあるのです。
「可能性の話」ではありますが、準備としての市政整備はしておくべきだと考えます。
今回は以上です。
「週刊 畑中が熱く語る」は、毎週月曜日に掲載しています。次回は「市政の情報発信が、もっと必要です」を、お伝えします。
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