畑中宏之(はたなかひろゆき)

コラム

その8

市政の情報発信が、もっと必要です。

十和田市の場合、主な情報発信は月に1度の「広報とわだ」となります。これはとても内容が充実していて、市職員の苦労が感じられる情報誌です。
ただ、あえて言わせてもらえば内容が満載すぎて、どうしても見落としがちになってしまいます。せっかくのいい情報が埋もれてしまっては、知らずして損をしているのと同じです。情報発信は媒体を分けるなど大事な事は少しずつ届けて頂ければ、とても有難いと感じます。

全国では市独自のFMラジオYouTubeによる動画公開、ホームページを充実させた活用などがあるようです。
ラジオは市の規模に合わせたミニラジオで一日に1~2時間の放送として、昼休み限定の放送でもいいのではないでしょうか。市のお知らせや防災情報以外にも、地域に密着したオリジナルな内容にしてリスナーを増やすとか、ラジオを聞いてない人にもウワサとして伝わる機会を増やせればいいと思います。
YouTubeは特に、議会とは関係なくいつでも市長の考え方を市民の皆さんに伝えたりするのもいいでしょう。ホームページは、もっと頻繁に更新して市民に認知してもらうべきです。見た目のデザインも重要ですね。

そしてこれらは、移住検討者への魅力的なアピールにもなるのです。
例えば法則的な事を言いますと、ふるさと納税で成功している自治体のホームページは「間違いなく充実している」という事実があります。革新的で前向きな自治体は、やはりそういう情報発信がシッカリしていて、そこに自治体の魅力を感じて移住のキッカケとなっているのです。
空き家の売買情報や、農業就職を目指している移住者への発信も有効だと思います。
今回は以上です。

「週刊 畑中が熱く語る」は、毎週月曜日に掲載しています。次回は「市長選挙の争点は何でしょう?」を、お伝えします。
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今後の参考にさせて頂きます。